私は盲目に生まれたが、あらゆる魂を見ることができた。前世ではその力でレオンを王座に就かせた。彼は毒入りのワインで私に報い、妹を王妃として葬り、私の亡骸を野犬に晒した。王子たちが花嫁を選ぶ舞踏会で目覚めたとき、レオンもまた転生していた。彼はヴァネッサを選び、「役立たずの盲目娘」と嘲笑った。結構。今度は私が、真の王の魂を持つ「足萎え」と呼ばれたサイラス公爵を選び、ふさわしい男を私の隣の王座に就かせたのだ。