雑霊根の弟子・賀平生は、たった一つの聚宝盆を頼りに凡塵から仙界へと修行を重ねてきた。数万年にわたり離れ離れとなった妻・喬慧珠を探すため、彼は単身で長生天へと乗り込む。そこで知ったのは、妻と仏門の聖女・温不晩がもともと同じ仙霊が裂けて生まれた二つの半身であり、そして自分にはすでに生死の線を植え付けられていたという事実だった。聖女が落ち、彼は玄魔天墟へと数十万年ものあいだ墜ちていく。道君を斬り、逆子を育て、一歩一歩と混元へと迫るなか、血海の幻影に映るあの銅盆は、いったい誰のものなのか。