新採用の若手幹部・林渓は、敬意を胸に柴生芳の精神を辿る旅に出た。林渓は柴生芳が臨洮に赴任していた時期に現場取材を担当した記者を訪ね、臨洮県隴右革命記念館の時代模範展示室を見学し、副館長と意見を交わした後、農村への聞き取り調査を始めた。彼は柴生芳が生前に結対支援を行った苟家山村や、柴生芳が二時間歩いて一軒一軒を訪ねた划不来山荘などを訪れ、現地の人々と深く交流した。一連の実地調査と見学を経て、清廉を旨とし実幹で民のために尽くす公僕としての柴生芳の姿が、林渓の心に深く根を下ろした。