夫のアレは起業に失敗し借金を抱え、静は一人で家族の生計を支えていた。昼は仕事、夜はアルバイトで配達をし、空腹のときは蒸しパンをかじるだけ。それでも電話ではいつも「大丈夫」と嘘をつき、夫に心配をかけまいとしていた。アレは努力の末に管理職へ昇進し、花を手に帰宅して妻を驚かせようとするが、妻の苦労の姿を目にして深く胸を痛める。夫の昇進を知った二人は顔を見合わせて微笑み、心を一つにして幸せな日々へと歩み出す。