1993年、機械工学科の大学生・陸暁峰は配属枠を横取りされ、故郷へ戻ることを余儀なくされる。妹の陸暁荷と共に光明鎮で電器修理店を開くが、町のライバル孫大奎は安値で客を引き寄せ、手抜き工事で電化製品を壊し、危険な事故まで引き起こしていた。陸暁峰は確かな技術と一冊の記録ノートを武器に、誰も手を出せなかった輸入録音機を修理したのを皮切りに、少しずつ町の人々の信頼を勝ち取り、紡績工場から輸入モーターの修理を依頼されるまでになる。やがてその評判は町の外へも広がっていく。本作は90年代の小さな町の活気と職人の精神を描き、誠実な商い、技術で立つこと、地道に努力するという前向きな価値観を伝える。