七年前、王太子カイル・シルバームーンは運命の伴侶リヤと魂を結んだ。彼女が双子を出産した後、カイルの継母ローザが彼女を陥れた。リヤは赤子を抱えて崖から落ち、カイルは二人が死んだと思い込み魂を失った。しかしリヤは息子ナズと娘アリスと共に崖の底で生き延びていた。アリスが父のフェロモン不足で死の病に冒されると、ナズは王宮に乱入し、血統の証が真実を明らかにする――二人はカイルの子だと。リヤは娘を救うため戻り、偽の月の女王セレナの侮辱に耐える。カイルはセレナの呪いで記憶を失い、彼女を真の伴侶と誤解していた。リヤは陥れられ死刑を宣告されるが、崖での裏切りの真実が明るみに出る。カイルは記憶の封印を解く。狼なき母は真の月の女王として立ち上がる。月の光の下、家族四人はついに再び結ばれる。