大人になった林宸は、母と二人で暮らす日常の中で、親子の枠を超えた微妙な空気を感じ始める。母の優しい眼差しは慈愛だけではなく、言いようのない切なさと渇望を帯びていた。深夜のリビングや寝室で二人は何度も顔を合わせ、甘い曖昧さの中に秘めた背徳と誘惑が混ざり合う。禁断の母子関係が現代都市の灯りの下で静かに芽生え、抜け出せない情欲の絡み合いを呼び覚ましていく。